取り組み
精密農業
生産現場のシステム化を通して生産性向上や環境保全・持続可能性に対する
経営改善を目指す営農と捉えてその具現化に取り組んでいます。
【精密農業のコンセプト】
生産現場のシステム化
持続可能な営農を図るため、センシングやソフトウェア、メカトロニクスなどの諸テクノロジーを活用して農業の未経験者や環境保全を包含した生産現場のシステム形成を推進。
主なSDGsへの取り組み
総合生産工程管理
現場システムの運用から生成されるデータを蓄積。多面的な解析を通して現場にフィードバックするとともに、圃場を起点とする総合生産工程管理として編成。
持続可能な営農
総合生産工程管理によりフードチェーンの価値基盤を形成。安心・安全はもとより健康をキーワードとしたフードシステムを編成して持続可能な営農をめざす。
主なSDGsへの取り組み
アグリフード事業
「高タンパクの小麦」と「大豆」を機軸にアグリフードの事業領域の形成を図っています。
事業コンセプトは工程管理での営農。
生産技術や出荷までの詳細な生産工程管理マニュアルを整備、年間営農スケジュールとその作業フォーマットの開示、GNSS(グローバルナビゲーションサテライトシステム)などのノウハウ知見を内在させて、決められた作業は誰が実施しても同じ過程をたどりその記録がのこる仕組みを構築。
よって、農作業の未熟練者や未経験者をシステムで補い、その上で大豆の用途拡大のための素材開発、需要者との連携を通して、健康に資する大豆を核とした食文化創造を目指しています。
【アグリフード事業のコンセプト】
【素材開発(マイクロフーズ)】
他の素材と融合性が良く、極めて短時間で大豆成分を最終製品に取り込める素材
【需要者との連携(フードチェーン)】
圃場から食卓まで、トータルフードシステムとしての「モノづくり」を編成しています。
【大豆の食文化創造】
豆腐を作る過程で排出される「おから」は不溶性食物繊維を40%以上含み(※1)、
腸内環境の改善が期 待される食品です。当社では、大豆をまるごと(※2)粉にする
ことで、「おから」も一緒に摂り入れられるよう、レシピ開発・普及を進めています。
(※1) 日本食品標準成分表2020版(八訂)、「乾燥おから」より引用。
(※2) 大豆粉の製造過程でうす皮は取り除かれています。
【自家製大豆まるごと豆乳】
【お手軽かぼちゃ豆乳ポタージュ】
【大豆まるごと豆腐】
【卓上できたて豆腐】
【大豆麺】
【大豆粉パン】
【ポテトサラダ】
【タルタルソース風】
【大豆を選ぶ理由】
大豆による土づくり ▶︎ 土壌環境改善
根粒菌は空中の窒素を固定し、土壌養分を自己生成する
大豆を環境保全型農業の基礎作物と位置づけています。
根粒菌
大豆による健康づくり ▶︎ 医食同源
生活習慣病予防・機能性食品として
目安として1日50mgのイソフラボンをとれば、
生活習慣病や生殖癌の予防効果が期待できるとされている。
地域融合フォーラム 【大豆とガン予防の最前線】 札幌医大 森教授